【カビの増殖を防ぐ?】エアコンクリーニングの防カビコートは本当に必要?持続期間や料金相場、注意点も解説します
エアコンの清掃は、暑い時期を快適に過ごすためには欠かせないものです。しかし、エアコンクリーニングを業者に依頼するときに、防カビコートが必要かどうか迷ったことがありませんか?オプションメニューは種類が豊富にあるので、本当に必要なものかどうかを判断するのが難しいですよね。
そこで本記事では、エアコンクリーニングの防カビコートの効果やメリット・デメリット、料金相場などを紹介します。エアコンクリーニングに関するよくある質問にもお答えするので、オプションメニューの選択に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
エアコンの防カビコートでいやな匂いを抑えられる!省エネ効果も
防カビコートを行うとどのような効果があるのでしょうか。またどのくらい効果が持続するのか、詳しく解説します。
防カビコートとは、カビの増加を防ぐコーティング剤のこと
防カビコートは、エアコン内部にカビが発生しないように、特殊なコーティング剤でバリアを形成することです。
エアコンにカビが発生する原因は、以下の3つがあります。
エアコンにカビが発生する原因
- 温度が20~30度前後であること
- 70%以上の高い湿度があること
- 空気中の埃や汚れの中のカビがエアコン内部に付着すること
防カビコートは、これらの原因によるエアコン内部のカビの発生を防ぐ効果が期待できます。
防カビコートの持続期間は3~6ヶ月
防カビコートの効果は約3~6ヶ月、長くて1年程度続きますが、エアコンの使用頻度や汚れ具合によって異なります。エアコンを使用していない時期が多いほど、効果が長続きします。
ただし、防カビコートはあくまでもカビの発生を抑えるものであり、既存のカビや汚れに対しては効果がありません。そのため、施工する前にエアコン内部をきれいに掃除する必要があります。
以上の理由から、防カビコートを施す際には、エアコンクリーニングとセットで行うのが必須です。
エアコンクリーニングの防カビコートが必要な3つの理由
防カビコートの3つのメリット
いやな匂いの発生を抑えられる
防カビコートのメリット1つめは、カビ臭いニオイを抑える効果があることです。エアコン内部が汚れていると、いやなニオイが発生し、気分を害する場合もあります。しかし、カビの発生を根本的に抑制できれば、臭いニオイを放つ心配もありません。
いやなニオイが軽減した口コミ➀:市販されている防カビスプレーでは、エアコンから吹く風が臭く感じていて、オプションで防カビコートもお願いしました。ニオイもなくなり、感激しました。
(20代後半 女性)
いやなニオイが軽減した口コミ➁:カビ臭さが消えキレイな冷たい風が出るようになりました。エアコンの効きがよくなり、快適に夏を過ごせそうです。
(50代前半・男性)
喘息やアレルギーを引き起こしにくくなる
エアコン内部のカビが原因で引き起こされる病気を防ぐことも、防カビコートの利点です。
エアコンの清掃を怠ると内部にカビや埃が蓄積し、エアコンが稼働する際にカビや埃も一緒に空気内を循環します。汚れた空気を吸うことで、気管支喘息・アレルギー性鼻炎・アトピーなどの症状を引き起こしてしまう場合があるのです。
防カビコートは、カビの発生を抑制できるため、病気にかかるリスクを減らすことができます。
病気の症状が軽減した口コミ➀:エアコンクリーニングを業者に頼んだら汚れがすごくて驚きました。エアコン内がきれいになったあとは、喘息の症状が治まりました。
(20代前半・女性)
病気の症状が軽減した口コミ➁:母が喘息持ちのため、エアコンの掃除をダスキンさんに依頼し、防カビコートもしてもらいました。おかげで今年は体調崩さずに済みました。
(40代後半・女性)
電気代を節約できる
防カビコートは、省エネ効果も期待できるんです! エアコン内部に汚れが蓄積すると風の通り道が詰まり、設定温度に到達するまでに時間がかかります。その結果、過剰に電気代が必要になってしまいます。
一方、エアコン内部がキレイであれば、風がスムーズに流れるので電気代を節約できます。
電気代を節約できた口コミ➀:エアコンの効きが良くなり、電気代も安くなりました。これからも継続してお願いしたいです。
(30代前半・男性)
電気代を節約できた口コミ➁:作業完了後はエアコンがまるで新品のようになりました。エアコンの設定温度を控えめにしても効きがよく、電気代の節約にもなって大満足です。
(30代後半・女性)
防カビコートを依頼する際の注意点
防カビコートの効果には、一定の条件や期間があります。 また業者によって品質や価格が異なるため、事前に以下の注意点を頭に入れておきましょう。
カビの発生を完全に防げるわけではない
防カビコートは一定期間効果が持続しますが、永久的な効果はありません。施工してから時間が経つと、効果は徐々に落ちていきます。効き目がなくなると、コーティングが何もされていない無防備な状態になるため、少しずつカビが出現するでしょう。
したがって、防カビコートは定期的に行う必要があります。カビが繁殖しやすい温度は20度~30度であることから、特に夏前に施工するのがおすすめです!
業者によって効果の程度が異なる
防カビコートの効果は、業者によってまちまちです。使用する薬剤や施工方法が異なるため、どうしても仕上がりには差が出ます。失敗しないためには、事前に口コミをしっかりと読んでおくのが大切です!
オプションをつける際に要注意の口コミ
- 効果を感じられない
- 値段の割に持続期間が短すぎる
- 押し売りされた
悪い口コミ➀:オプションで防カビコーティングを依頼。作業後に確認すると、ルーバーがムラになってめちゃくちゃで、半年後にカビが発生しました。基本料金やなんだかんだで2台で38000円超だったのに残念です。もう二度と頼みません。
(20代後半・女性)
悪い口コミ➁:クリーニングも終わりに差し掛かった頃に、抗菌剤を付けるか聞かれたのでお願いしましたが、ごく普通のスプレーをかけて終わりでした。この抗菌スプレーのオプション代金は2000円程だったような記憶ですが、割高に感じました。
作業後数週間は快適でしたが、その後数日使用せず、再びエアコンをつけると臭くなってしまいました。せっかく抗菌スプレーのオプションを付けたのに残念です。
(50代後半・女性)
悪い口コミ⓷:見積もりをお願いしただけなのに、最初からメールで色々なオプションを勧められ、しつこかったです。実際に来た作業員の人もとても無愛想で、嫌な思いをしました。
(40代前半・男性)
防カビコートの料金相場は3,000円
防カビコートの料金相場は約3,000円です。
エアコンクリーニングと組み合わせると、家庭用一般エアコンの場合は約15,000円~17,000円。掃除機能付きエアコンの場合は20,000円~25,000円くらいになります。
防カビコート以外のオプションの料金相場は、以下の通りです。
オプション内容 | 料金相場 |
---|---|
室外機 | 通常サイズ:4,800円 大型サイズ:9,900円 |
ドレンパン分解洗浄 | 3,300円 |
防虫キャップ | 1,100円 |
エコ洗浄 | 2,200円 |
スチーム除菌 | 2,200円 |
エアコンクリーニングを依頼する流れ
エアコンクリーニングを業者に依頼後、サービスを実施するまでの流れは次の通りです。
1.業者を選ぶ
料金や価格、口コミなどをもとに、2~3社業者をピックアップ。
2.見積もりを依頼し、業者を決定
無料の見積を依頼後に比較検討し、依頼する業者を一つに絞りましょう。
3.相談・日時の決定
数日後に、サービスを実施する店舗から折り返しの連絡があり、実施するサービスや日時を決めます。
依頼する内容やオプションなどの疑問点があれば、この時に相談しましょう
4.サービス実施
当日訪問し、エアコンクリーニングを実施します。
エアコンクリーニングのおすすめ業者とキャンペーン情報
エアコンクリーニングは通常価格だと高額になりがちですが、キャンペーンを上手に活用するとかなりお得になりますよ!業者に依頼すれば、キレイな空気で快適に過ごせるうえ、電気代の節約も可能です。
さらに以下の記事では、おすすめ業者10社のそれぞれの特徴も詳しく紹介しているので、ぴったりの依頼先がきっと見つかりますよ!現在行われているエアコンクリーニングのお得なキャンペーン情報に関しては、以下の記事をご覧ください!
【2024年6月最新】エアコンクリーニング業者のキャンペーン・割引情報!安く頼みたいなら複数台依頼が狙い目
エアコンクリーニングの防カビに関するよくあるQ&A
エアコンクリーニングの防カビについて、よくある質問と回答をまとめました。
そもそもエアコンクリーニングは業者に頼むべき?
エアコンクリーニングを業者に頼むメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 分解して内部まで洗浄可能
- 故障のリスクを減らせる
- エアコンの寿命を延ばせる
家庭でのクリーニングでできることは、表面のふき掃除やフィルターの洗浄程度と範囲が狭いです。業者に依頼すれば、専門の機械を使用して内部までキレイにしてもらえるので、仕上がりが格段に違います。
エアコンの防カビコートは自分でできる?
エアコンの防カビコートは、自分で行うことは難しいです。手が届く部分しか清掃できず、すみずみまでキレイにするのは不可能です。
市販のスプレーや貼るだけのカビ防止グッズなども販売されていますが、効果が長続きしにくいでしょう。業者に依頼することで、専用の薬剤や施工方法でカビの発生を抑えられます。
エアコンクリーニングの頻度はどのくらいが適切?
使用頻度や環境により異なりますが、2~3年に一度がおすすめです。
エアコンクリーニングを行うのにおすすめの時期は?
夏場や年末を避けて、エアコンを使わない春(3月~4月)と秋(9月下旬~11月上旬)がベストです。
どんなエアコンでも清掃できる?
多くの業者がどのエアコンにも対応しています。ただし、使用年数が10年以上経過しているエアコンは劣化が進んでおり、清掃中に破損する可能性があるため対応不可のケースもあります。
清掃を希望するエアコンが対応しているかどうか、事前に業者に確認しておきましょう。
当日にオプションを追加は可能?
業者により対応が異なりますが、当日作業を行いながら必要あれば追加できる業者もあります。オプションの追加を迷っている場合は、相談しながら追加可能かを前もって聞いておくのもおすすめです。
万一故障や破損が起きた場合はどうなるの?
多くの業者が損害賠償保険に加入しているため、万一のときは保証してもらえます。業者によっては保険に未加入のところもあるので、万一に備えて事前に調べておくのが大切です。
まとめ
防カビコートは、病気やニオイの原因となるカビの発生を抑制する効果があります。さらに省エネ効果も期待できるため、高騰し続ける電気代を少しでも安くしたいと考えるなら、オプション追加はおすすめです。基準を満たせば、防カビコートを無料で行ってくれるところもありますよ!
業者によりさまざまなオプションが用意されており、選択に迷うこともあるかもしれません。その際は、まずは料金相場を基準にして判断するのがおすすめです。さらに、実際に利用した人の正直な口コミも熟読して決めるのが、より良い業者を選ぶ際のコツですよ!
カビは健康や生活環境に深刻な影響を及ぼすため、定期的にエアコンクリーニングと防カビコートを実施しましょう。
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