エアコンクリーニングの保証制度を解説!業者の作業後にエアコンが壊れたらどうする!?
エアコンのクリーニングを業者にお願いしてから、何だかエアコンの調子が悪い…。もしかして故障?
せっかくお金を払って綺麗にしてもらったのに、不具合が起こってしまっては残念ですよね。業者によるクリーニング後に不具合が起きた場合、どのような対応をしてくれるのでしょうか。保証制度はあるのかどうかも気になりますよね。
今回はエアコンクリーニングの保証について、詳しく解説していきます!
目次
エアコンクリーニング業者には基本的に保証制度がある
結論から言いますと、基本的にはどの業者も損害賠償保険に加入しています。大手は確実に加入していますし、個人営業でもほとんどの業者が加入しているので安心してください。
ただ、まれに何も加入していない業者もあるので事前に確認するのがベストです。大手の名が通っているところや、くらしのマーケットのような基盤がしっかりしているところは問題ありません。
たとえばおそうじ本舗は、公式ホームページに損害保険へ加入していることが記載されています。
対して、街の小さな個人店などは保険の加入していない場合がありますので、公式ホームページなどをしっかり確認しておきましょう。
保証の対象になるエアコンクリーニングのトラブル
損害賠償保険にしっかり加入している業者だと確認はできましたか?
ここからは、具体的にどのような故障や不具合が保証の対象となるのかをお伝えしていきます。
1. エアコン部品などの物理的な破損
プロによるクリーニングは部品を外して高圧洗浄(とても勢いのある水圧で汚れを落とす)で行います。丁寧に作業していても、壊れてしまうことも無くはありません。
たとえば、エアコンのカバーを外すときや取り付けるときなどに、接合部がパキッと折れてしまったり。高いところでで部品の取り外しを行うため、手が滑って部品を落とし、壊してしまうこともあります。
- エアコンから異音がする
- エアコンから異臭がする
- エアコンから水漏れしている
- クリーニング後にこのような不具合がある場合は、部品破損の可能性があるかもしれません。異変に気付いたらすぐに業者へ連絡しましょう。
2. エアコン本体が動かなくなった場合
エアコンが動作しなくなってしまうのは、あきらかな故障です。クリーニング後にエアコンが動かなくなる原因としては、以下の理由が上げられます。
・部品の故障
・電装部が濡れてしまった
・突然電流の通りがよくなったことによるショック反応
部品の故障は先程お伝えしたとおり、業者が対応してくれます。電装部が濡れたことによる動作不良も保証の対象内です。どちらも作業中に起こるトラブルですから、業者の責任になるのです。
また、エアコン内部が綺麗になったことにより、急に電流の通りがよくなることでショックを起こし動かなくなってしまうことがあります。これは古いエアコンに起こることですので、保証の対象となりません。
なぜなら原因は「エアコンの古さが電流に耐えられなかった」ことであるため。クリーニング業者は「エアコンを綺麗にする」という本来の仕事をしただけですので、動かなくなってしまっても業者の責任にはなりません。
なお、動作不良の場合はリモコンの電池切れの可能性もあるので、問い合わせるまえに確認しておきましょう!
2. 損害賠償保険はエアコン以外にも適応される
ほとんどの業者が加入している損害賠償保険ですが、じつはエアコン以外のものも損害保険の保証範囲内になります。具体的には、クリーニング作業中にエアコン周辺の家具や家電を汚したり壊した場合。
たとえば、
- 床に傷がついた
- カーテンに汚れがついた
- 近くにあった空気洗浄機に水がかかり故障した
このようなことが起こってしまった場合は、損害賠償保険により業者が対応してくれます。クリーニング後はエアコンの周辺も問題がないか確認するようにしましょう。
また、トラブルを防ぐために業者が来る前にエアコン周辺の物はどかしておくなど、自分で対策できることはしておくことをおすすめします。
保証内容はクリーニング代の返金など
保証の対象となる事例についてお伝えしました。では、実際に該当するトラブルが起きてしまったとき、どのような対応をしてくれるのでしょうか?
基本的には、以下のような形が多いです。
- クリーニング代の返金
- エアコンの修理
- 部品交換
エアコンが完全に壊れてしまっても、新品との交換はありません。しかし、業者の責任による故障は修理や部品交換で直ることがほとんどです。
保証期間は3日程度
しっかり保証制度があるとしても、いつまで対応してくれるのでしょうか。
会社によりますが、一般的なエアコンクリーニング業者の保証期間はだいたい3日程度。長くても一週間くらいが目安です。
長い期間とは言えませんね。しかしそれ以上時間が経ってから不具合が確認できても、クリーニング作業による故障かどうかわかりません。作業による不具合であればすぐに出てくるはずですので、保証期間は短く設定されています。
クリーニング後しばらくは、エアコンの様子を気にしておくこと。保証期間内はとくに注意して見ておき、異変に気付いたらすぐに業者へ連絡できるようにしておきましょう。
【保証を受ける際の注意点】忘れると保証外になってしまう場合も
エアコンクリーニングの保証を受ける際は、以下の2つのポイントに注意しておくことが大切です。
これらの注意点を怠ると、保証を受けられない可能性もあるので必ずチェックしておきましょう!
1. 証拠を残してすぐに連絡
エアコンクリーニング後、もし異変や不具合に気付き保証を受けようと思った場合に注意してほしいポイントが2つあります。
- 証拠を残しておく
- すぐに業者へ連絡する
まずは、不具合が起きた証拠を残しておくこと。破損部の写真を撮っておいたり、異音の場合は動画を撮ったりしておきましょう。業者の作業によるトラブルだということがわからないと、対応してくれないところもあります。
証拠が残せたら、とにかく早いうちに業者へ連絡を入れましょう。電話が繋がらない場合や、営業時間がライフスタイルに合わない場合はメールでもOK。とにかく早く伝えることが大切です。
伸ばし伸ばしにしていると、保証期間が過ぎてしまったり、うやむやにされる恐れがあります。
2. 10年以上経っている古いエアコンは注意
保証の対象内容の部分でも少し触れましたが、10年以上経っている古いエアコンは要注意です。基本的には、どんな故障も保証の対象外となります。
<10年以上経っている古いエアコンだと保証を受けられない理由>
- 業者の責任と言い難い
- 取り替える部品がない
家電には「設計耐用年数」という、製造されてから利用可能とされている期間が決まっています。エアコンの設計耐用年数は、どこのメーカーもだいたい10年ほど。そのため、エアコンの部品保有期間は製造終了から9年までです。
そもそも10年以上たっているエアコンは、クリーニング自体受け付けてくれない業者もあります。もし故障した場合は、「買い替え時かな」とポジティブに捉えちゃいましょう!
まとめ
エアコンクリーニングの保証制度は、保証期間が長くはないため、とにかく早めの気付き・行動が大切です。
クリーニングが終わったその日にすぐ、何かおかしな箇所はないかな?という目線でエアコンを確認するようにしましょう!
保証制度を理解した上でエアコンクリーニングを依頼したい方は、カジナビがおすすめするエアコンクリーニング業者を参考にしてください!
>>女性スタッフに依頼できるおすすめエアコンクリーニング業者4選
>>【厳選11社】エアコンクリーニングが安い格安おすすめ業者
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がカジナビに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、カジナビが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。