クリーニング業者に頼まなくてもいい?エアコンを自分で掃除する方法!手順や必要な道具も紹介
「エアコンからカビ臭い風が流れてくる…」
「エアコンの効きが悪くなってしまった」
こんなとき、自分でサクッと自分でエアコン掃除(エアコンクリーニング)が行えたら嬉しいですよね!
季節の変わり目にこまめに掃除をしておけば、エアコンを付けた瞬間に「うっ」と顔をしかめることもないでしょう。
そこで今回は、自分でできるエアコン掃除の方法を紹介します!必要な道具や所要時間、業者にクリーニングを頼んだ方がいい場合なども解説。
エアコンの臭いや風の出方などに困っている方は必見ですよ♩
自分でエアコン掃除はできるの?
そもそも、エアコンは自分で掃除できるものなのでしょうか?
結論から言うと、日常的な手入れ程度であれば、自分で掃除することは可能です。汚れたフィルターを綺麗にすれば、エアコンの効きが良くなったり嫌な臭いの発生が収まったりすることも!
しかし、分解が必要な内部の掃除は自分でやらない方がベター。専門的な技術が必要なので、素人が手を出すとエアコンが壊れてしまう可能性もあるんです…。「自分で内部まで掃除をしようとしたら、エアコンを壊してしまったことがある」なんて経験談もあります。
長年使用していて頑固な汚れが溜まっているエアコンだと、自分で掃除するだけでは綺麗にならない場合もあります。無理に自分で掃除しようとせず、内部の汚れ落としはエアコンクリーニング業者を頼みましょう!
自分でエアコン掃除を行う時に必要な道具
エアコン掃除を自分で行う際には、こんな道具が必要です。
- 新聞紙
- 掃除機
- 雑巾
- スポンジ
- ハンディモップ
- 洗濯用中性洗剤
- 歯ブラシ
- 綿棒
とは言っても、どのご家庭にもあるものばかり!新たに買い足す必要なく、手軽にお掃除できちゃいますよ♪
自分でエアコン掃除を行うときの手順
それでは早速、エアコン掃除を自分で行う際の手順を確認していきましょう!
かかる時間と値段は以下の通りです。
所要時間 | 約1~2時間半(乾燥させる時間も含め) |
---|---|
費用 | 1,000円以内(道具・水道光熱費) |
1、周辺の片付けや養生する
まずは片付けや養生。エアコンの真下に物があると作業ができません。エアコンの真下、半径1mくらいは何もない状態にしておきましょう!
また、エアコンのカバーなどの部品を外す際、手を滑らせて落としたり、エアコン掃除の際のホコリが床に落ちたりすることがあります。壁や床が傷ついたり汚れたりしないよう新聞紙を敷くなど養生しておくと安心して作業ができますよ♪
2、電源を切り・コンセントを抜く
エアコンを掃除する際は、電源を切るだけでなくコンセント必ず抜くようにしましょう!掃除中の感電や誤作動による事故が起きてしまう場合があります。
3、エアコン上部・表面のホコリをふき取る
エアコン上部や表面にもホコリが溜まりやすいもの。カバーを取り外す前にハンディモップや雑巾を使って表面のホコリをふき取りましょう!
4、カバーを開き、フィルターと風向調節板を外す
カバーは素人でも開きやすい構造です。たいていエアコンの両サイドにカバーを開けるためのくぼみがあるので、そこに手をひっかけて上向きに開けましょう。
フィルターの取り外しも簡単!フィルターのつまみを持ち手前に引き出して外してくださいね。
機種によっては前面のフィルターだけでなく、エアコン上部にもフィルターがある場合もあります。エアコンの取り扱い説明書をよく読んでから、外すようにしましょう。
風向調節板は取り外しにくく、壊れやすいので無理をしなくてもOKです!
5、フィルターについているホコリを掃除機で吸い取る
エアコンで最も汚れが蓄積しやすいのがフィルターです。ホコリが溜まるとカビが繁殖しやすくなってしまうので、フィルター掃除は入念に行いましょう!
まずは、掃除機でフィルター表面に付いているホコリを吸い取ります。フィルターはうら面からおもて面に空気が流れるように設計されているため、おもて面から掃除機をかけると効率的ですよ♩
ちなみに、フィルターは、床に置いたときに山になる面がおもて面です!
6、取り外したパーツを洗剤で洗う
取り外したパーツは薄めた食器用中性洗剤でこすり洗いをしましょう!その際、スポンジや使い古した歯ブラシ、綿棒などが便利です。
フィルターを水で洗う時は、うら面から押し流すほうが汚れを落としやすいですよ♪
7、洗浄したパーツを完全に乾かす
洗浄したパーツは、水気をよくふき取った後30分~1時間程度干して乾かします。
湿気が残ったままパーツを取り付けるとエアコン内部で、においやカビが発生してしまいます。完全に乾かしてから取り付けを行いましょう!
8、パーツを取り付ける
パーツを乾かし終えたらいよいよ最終工程。外したパーツを全て取り付けます。
ただし、パーツを取り付ける際、無理に作業を行ってしまうとパーツを破損させてしまう恐れが…。
取り外しよりも取り付けの方が破損リスクが高いため注意してください。不安な方は、説明書等をよく読み構造を理解した上で、取り付けを行ってくださいね♪
9、ファンなどの取り外せない部品は無理をしなくてもOK!
ファンや吹き出し口など、素人では取り外しが難しい部品は無理をしなくて大丈夫。無理に外して壊してしまう危険性があります。
細かな箇所や内部の洗浄はプロに任せ、自分で行う際は手の届く範囲で、雑巾や綿棒等を使いながら表面についているホコリや汚れを取っていきましょう!
エアコンのきれいを保つ2つのコツ
ここまで自分でできるお掃除方法を紹介してきましたが、エアコンを定期的に掃除するのは大変。
エアコンをきれいに保ち、お掃除の頻度を減らせるコツもチェックしておきましょう!
1. ホコリ防止カバーを付ける
100均などで販売されているホコリ防止カバーを使用するとお掃除の手間が省けて便利!
エアコンに貼り付け定期的に交換するだけで、エアコン表面だけでなく内部のフィルターもきれいに保ってくれます。
お掃除する時間をなかなつくれない、忙しい方にぴったりな方法ですね♪
2. 防カビスプレーを使用する
カビの発生・繁殖を防止したいなら、スプレータイプのものがおすすめ。エアコンフィルターや吹き出し口にスプレーしておくだけで約1か月ほど防カビ効果を持続させます。
赤ちゃんや高齢者、ペットのいるご家庭に特におすすめです!
業者にエアコンクリーニングを頼んだ際の料金と時間
自分で行う掃除の手順をお伝えしてきましたが、業者に依頼する場合はどのくらいの料金と時間でやってもらえるのかということも気になりますよね。
ここからは、料金相場や作業時間を解説します!
【料金相場】お掃除機能なしなら1台13,000円が目安
エアコンクリーニングは、エアコンの種類や台数によって料金が変わってきます。おおよその料金相場は以下の通り。
お掃除機能なし 1台 | 10,000円~15,000円 |
---|---|
お掃除機能なし 2台 | 18,000円~23,000円 |
お掃除機能付き 1台 | 15,000円~25,000円 |
お掃除機能付き 2台 | 38,000円~43,000円 |
天井埋め込み型 1台 | 20,000円~25,000円 |
除菌・抗菌オプション | 1,000円~3,000円 |
室外機洗浄オプション | 3,000円~8,000円 |
業者に依頼する際は少なくとも1万円以上は費用が掛かります。毎回業者に依頼するのではなく、日頃からきちんと手入れを行い、きれいにエアコンを使っていきたいですね。
【作業時間】最低でも2時間以上
業者にエアコンクリーニングを依頼する際、家で作業をしてもらうことになります。その間どのくらい家に居なければならないか、どのくらい作業スタッフが家に居るのかということは気になりますよね。
エアコンの種類によって作業時間は変わってきますが、最低でも2時間は必要。時間に余裕のある日程で依頼するようにしましょう!
<作業時間の目安>
お掃除機能なし | 2時間 |
---|---|
お掃除機能あり | 3時間 |
天井埋め込み型 | 3時間 |
業者によるエアコンクリーニングは、1年に1回するのがおすすめです。嫌〜な臭いがしなくなるのはもちろん、運転効率がアップして電気代の節約にも繋がりますよ!
おすすめのエアコンクリーニング業者を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね♩
【体験比較】エアコンクリーニング業者おすすめ7選|プロによる失敗しない選び方も紹介
まとめ
今回紹介した方法なら、素人でも簡単に定期的なエアコン掃除(クリーニング)が行えます!
しかし、それはあくまで表面的な掃除のみ。下手すると壊れてしまう危険性がある、エアコン内部の細かな部分の洗浄はプロによるお掃除が必須です。
こまめなお手入れをしながら汚れが溜まるのを防止しつつ、プロによるエアコンクリーニングも活用して、快適で綺麗な空気のある生活を送ってくださいね♩
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がカジナビに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、カジナビが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。