「エアコン掃除はAIに任せましょう」
「お掃除は必要ありません!」
「クリーニング代が節約できますよ」
今でさえ、ほどんどのエアコンに搭載されている「自動お掃除機能」。
恐らく、ほとんどの方が「自分で掃除しなくて済むんだ!」と、その効果を疑わずに購入したはず。
ですが…!
- 手間がかからない
- 業者を呼ぶよりも経済的
- 隅々までクリーニング可能
これ、実は全部ウソだったんです!
もはや「自動お掃除機能」はいらない機能だった!?
今回は、エアコン業界でもメジャーな「自動お掃除機能」を徹底追及します。
その他にも、「お掃除機能がいらない3つの理由」や「自動お掃除機能なし!オススメエアコンクリーニング3選」など、これからエアコンを購入する方にチェックしてほしい内容も◎
是非最後までチェックしてください(*^^*)
目次
そもそも自動お掃除機能とは?

自動お掃除機能とは、「エアコン内部についたゴミやホコリを自動で取り除く」機能のこと。
自動お掃除機能が初めて登場したのは2003年。富士通ゼネラルが開発した「nocria(ノクリア)」が、この機能を初搭載し話題に!
他の大手メーカーもこぞって開発し、今ではほぼ標準搭載されているほど、エアコンの「当たり前」となりました。
基本的には
- リモコンの「お掃除ボタン(もしくはクリーニングボタン等)」を押す
- エアコン内部にあるお掃除ロボットがフィルターの上を通る。
- お掃除ロボットについているブラシでフィルターについたゴミを集める
- 集めたゴミはダストボックスor屋外へ
といった仕組みです。
ちなみにこの機能、「自動フィルタークリーニング」や「お掃除ロボット」等様々な名称があり、一般的には「フィルターの自動掃除機能」として浸透しているかと思いますが、近年、フィルター以外の部分も自動でクリーニングするエアコンも登場しています。
最上位のモデルは、内部奥の送風ファンや熱交換機の汚れまで落としてくれるんだとか!ただ、その分値段は張りますが…><

ちなみに、リモコンボタンにある「内部クリーン」と間違えられることが多いのですが、全くの別物なのでご注意を!
「自動お掃除機能」=「内部クリーン」ではありません!
内部クリーンの目的は「カビ・ニオイの発生を抑える」こと。特に、冷房や除湿機能を使ったあとのエアコン内部は結露してしまうため、カビがわきやすいジメジメの状態><
そこで、送風・暖房機能を使って、内部を乾燥させることでカビを抑制するのです。
では自動お掃除機能の目的は何だと思いますか?
…実は「掃除」ではないのです。
機能の目的は「掃除」ではない

自動お掃除機能が登場した初期は「省エネ」が最大の目的でした。
フィルターにホコリやゴミが溜まってしまうと、(フィルターから出る)風量が減ってしまいますが、それでもエアコンは設定された温度にするために、通常よりもパワー(電力)を使います。
そのため、無駄な電気代がかかってしまい、環境にも悪い影響を与えてしまうのです(T_T)
そこで、各メーカーはエアコンの稼働効率を落とさない=原因であるフィルターのホコリをなるべく内部に残さないようにするために、自動お掃除機能を開発しました。
あくまで「省エネ」が目的なので、清掃機能としては100点満点とはいい難いのが現状…。人の目でみて作業するわけではないので、汚れを取るのにも限界があります(T_T)
一口に汚れと言っても様々な種類がありますよね。
例えば、
- こびりついたホコリ
- 大きすぎるゴミ
- 発生してしまったカビ
これらの汚れはエアコンの内部に残ってしまうことがほとんどです。AIを搭載したり、ロボットの動きが向上したとはいえ、人の手のように「汚れに合わせた掃除」ができるわけではありません。
最近になって、ようやく「クリーンさ」を売りにする機能を追加するメーカーが出てきましたが、それでも100%綺麗にすることは難しいようです。
そのため、ほとんどのメーカーのホームページ上では
- 汚れが全て取りきれるわけではない
- すでに発生してしまったカビは抑制出来ない
といった注意書きが必ず載っていました。どうやら「掃除をしなくても問題ない!」わけではないようです(*_*)
「自動で隅々綺麗にしてくれる」という自動お掃除機能のイメージは間違い!
自動お掃除機能はいらない3つの理由
私が思う、「自動お掃除機能がいらない理由」をまとめました。
掃除が完璧なわけではない

自動お掃除機能がメインで綺麗にしてくれるのは、「フィルター」のみ。クリーニング力も弱く、「ホコリを取り除く」というよりは、「付着したホコリを一箇所に集める」機能しかありません。
そのため、こびりついてしまった汚れについては取り切ることが出来ずに、どんどん溜まっていってしまうんです。名前だけで「掃除しなくてもいいんだ!」と勘違いしてしまったら最後、ゴミだらけの風を部屋中に送り出すことになってしまいます…。
しかも、冷房や除湿機能を使うと、内部の湿度が上がるため、カビからするとエアコンは超優良物件!繁殖し放題な環境が揃うことになってしまいます><
ただ、自動お掃除機能はカビには全く効果がないんです…。
前述したように、「内部クリーン」という除湿機能もついていますが、あくまでカビを「抑制」するもの。自動お掃除機能と同じように、どのメーカーも「すでに発生したカビを取り除く機能ではない」と謳っています。
自動お掃除機能は、汚れやカビを全て取り除けるわけではありません!
値段が高い

携帯やパソコンのような精密機械と同じように、エアコンも機能が増えると価格が上がってしまいます。
お掃除機能あり、なしではどのくらい価格が違うのでしょうか?主要5メーカーをピックアップしてまとめてみました。
お掃除機能 あり |
なし | |
富士通 | 67,991円 | 41,921円 |
東芝 | 54,800円 | 51,800円 |
ダイキン | 80,073円 | 63,900円 |
三菱 | 56,200円 | 38,700円 |
日立 | 51,500円 | 46,970円 |
※価格は全て税別です。
※お掃除機能ありの価格は、【お掃除機能が搭載されている各社の最下位ランク】且つ【6畳タイプ】の型番を元にしています。また、お掃除機能なしの場合は、【各社の最下位ランク】且つ【6畳タイプ】の型番を元にしています。
※この価格は2月4日現在の最安値です。
ダントツで差が開いていたのが富士通。その差額、なんと20,000円超え!続く三菱やダイキンも10,000円を超える差額を叩き出しており、定期的なクリーニングが必須なら、仮初の掃除機能(=自動お掃除機能)にわざわざこんな高い金額を払う必要はないのでは?と思います。
そして、高くなるのは本体だけではありません。業者に頼むエアコンクリーニング代もこんなに違うんです。
お掃除機能 なし |
お掃除機能 あり |
|
おそうじ本舗 | 12,100円 | 20,900円 |
おそうじ革命 | 9,980円 | 20,900円 |
お掃除マスター | 9,500円~ | 15,000円~ |
カジタク | 13,200円 | 21,780円 |
※価格は全て税込です。
お掃除機能がないタイプは10,000円前後、高くても14,000円以内で依頼できるのに対し、お掃除機能ありのタイプは最低でも15,000円~。モデルによっては倍以上かかることも><
せっかくいいエアコンを買っても、クリーニング代が高くついてしまうのは勿体ない!
しかも、この金額はあくまで「業者がクリーニングを引き受けてくれた場合」の話。あまりに複雑な作りをしているエアコンは、業者側が依頼自体を断られることもあるんです。
クリーニングが難しい

「業者に頼むと高いし、自分でやったほうが節約になるかも!」
なんて思っている方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
…それ、絶対にやめてください。
セルフクリーニングには、デメリットしかないんです!
まず、エアコンのクリーニングで難しいと言われているのが、部品の取り外しです。
- 折れやすい素材で出来ている
- ビスやネジが錆びついている
- 部品の個数が多く、なくしてしまいがち
これだけの問題をクリアしてうまく取り外せたとしても、今度は水分が部品にかからないように気を配らなければなりません。
配線や基盤がむき出しになっている状態で薬剤や水をかけてクリーニングしていくため、相当技術がないと、(配線や基盤部分に)水分がかかってしまい、故障の原因に。ショートしたままのエアコンの使用は、火事を引き起こすことも!
ちなみに、エアコン内部の水濡れは気づかないうちに起こることもあるようです。散布した薬剤や水分が湿気となり、見えないところでじわじわと基盤を侵食していくのだそう。
「急に火が出た!」
「知らないうちにショートしてた!」
こんなトラブルのほとんどは、セルフクリーニングが原因!こんな危険なリスクを負ってまで節約を選びますか・・・?
こちらがプロのエアコンクリーニングの様子です。
手際よく分解していきますが、これは長年の経験と技術があるからできること。同じようにやろうとしても、絶対に出来ません。
また、プロでもお掃除機能付きエアコンのクリーニングに要する時間は2~3時間。素人が茶合した場合、1日でも足りるかどうか…(T_T)
こんなに手間と時間をかけたとしても、故障する可能性は大!万が一動かなくなったとしても、保証は一切効きません。新しいエアコンを探す羽目になってしまいます…。
デメリットしかないセルフクリーニング、絶対にオススメしません。
プロでも対応出来ない場合アリ。セルフクリーニングはNG!!
機能を外さない理由を考えてみた

高いお金を出しても、期待しているほどの働きをしてくれない「自動お掃除機能」
それなのになぜ、メーカーは機能を外さないのでしょうか?
その理由を考えてみました。
単価を高く設定できるため

まず1番に思い浮かんだのが、「単価」について。お掃除機能があれば、単価を上げることが出来ますよね。
消費者からすると「いらない機能なんだったら外して、その分安くしてよ!」と思うのは当然のことですが・・・。
もし実際にお掃除機能がなく、安いエアコンだらけになってしまったら?
真っ先に起こるのが、メーカー対メーカーの最低価格競争!(だと思います)(個人的に)
付加価値がない=お掃除機能がないエアコンを売るためには、すでに出ているモデルよりも値段を下げるしか方法がありません。
そのため、A社は40,000円で、B社は35,000円で販売しているところ、C社が20,000円のモデルを販売・・・といったように、価格の変動が激しくなることが考えられます。
これでは、エアコン本体もそうですが、エアコン業界全体の価値も下がってしまいます(T_T)
もしかすると、使い捨てエアコンなんてものも出たりして・・・?
消費者的にはバンザイかもしれませんが、メーカーやクリーニング業者からしたら大問題ですよね><
単価を高くしておきたいのは、利益を出すのと同じくらい、エアコンの価値を守るためなのかもしれません。
メーカー同士の競争が激しくなったため

次に考えられるのがこれ。
最近では従来のフィルタークリーニングだけではなく、奥のドレンパンや熱交換器も自動クリーニングできるタイプが販売されています。
ほとんどのモデルには、自動お掃除機能が標準搭載されており、エアコン業界全体が「安いモデルを販売する」よりも「いかに新しい機能を搭載したモデルを開発するか」に焦点を当てているように感じます。
自動クリーニングの他、
- ヒトの体温を検知
- 部屋の奥までしっかり温める
- 専用アプリで、遠隔操作できる。
などなど、どのメーカーも「とにかく便利なものを作り出す」ことに力が入っているようです。
正直、便利だとしてもメンテナンスが大変だと意味がないと思うんですが・・・。
できればシンプルな型で、楽に掃除ができるものをつくてほしい(T_T)
もしくは、これまで「お掃除機能があれば掃除をしなくても大丈夫!」といった宣伝文句で売ってきただけに「今更お掃除機能に意味がないなんて言えないしな‥」なんて思っていたりして。
メーカー側の思惑を探るべく、ホームページをチェックしてみました。一体「自動お掃除機能」はどのようにアピールされているのでしょうか?
各メーカーのホームページをチェックしてみた
比較対象にしたのは、お掃除機能搭載のうちの最下位モデル。1番小さな6畳タイプで比べてみました。
まとめた情報は全て、各メーカーホームページ上の
- エアコンラインナップページ
- 各モデルの詳細ページ
を参考にしています。
こちらにも着目!プラスして、ホームページの見やすさとわかりやすさを、独自の主観でランク付けしています。
それでは早速チェックしていきましょう(*^^*)
三菱

①紹介文
名称:フィルターおそうじメカ「エアフィルターは自動のお掃除メカでいつも清潔に。」小さく「使用環境により汚れが異なること」「お手入れが必要なこと」という注意書きの記載があり、定期的なクリーニングを推奨していました。
②掃除不要の文言
ありませんでした。
③よくある質問欄に「掃除は必要?」の問い合わせがあるか
ありました。が、ちょっとした問題が><

「フィルターのお手入れは特に必要ありません」と記載があるのに対し、
「2週間に1度をめやすにお手入れをおすすめします。」と、バラバラな答えが(T_T)
1枚目の質問掲載時期は2015年3月、2枚目は2015年5月なので、あとから変えたのかも…?それなら古い方は削除したほうがいい気も…!
④その他
紹介文中に「ダストボックスも約10年相当の容量!」と大容量であることを強調していますが、こちらも「年間約2gのホコリが付着していた場合」と注意書きがあるため、「10年間放置しておいてもいい」というわけではなさそうです。
【ホームページの見やすさ】
【わかりやすさ】
- 文言は小さいものの、見逃さないための工夫あり。
- フィルター掃除についての回答が2種類あり、混乱してしまいそう。
- 断言はしない文章。
東芝

①紹介文
名称:プレミアムクリーンエアフィルター「フィルターについたほこりは自動除去」
定期的な掃除は推奨しておらず、「汚れ残りが気になるとき」だけ水洗いをすすめる文言が記載されていました。
②掃除不要の文言
画像にしっかり「お掃除不要」と記載あり!!!

③よくある質問欄に「掃除は必要?」の問い合わせがあるか
ありました。が、「お掃除は必要です!」と言い切る形ではありません。

「汚れが気になる際は、取扱説明書に従い、お手入れを行ってください」とのこと。製品紹介ページには「掃除不要」って書いてあったのに…。
あくまで使用者側の判断ということなのでしょう。人によってはまだ汚れてないからと長いこと放置する人もいそう。それはマズイ気が…。
④その他
自動お掃除機能紹介の最初に「エアコン内部のお掃除で省エネをキープ」との記載がありました。やっぱりお掃除機能は省エネがメインの機能のようですね。クリーン力は期待しないほうがよさそうです。
【ホームページの見やすさ】
【わかりやすさ】
- 画像に思いっきり「掃除不要」と記載あり。
- クリーニングのタイミングは明言せず、あくまで「汚れが気になったら」
- (お掃除機能の性能をわかった上で)正直に書いているようには思えなかった
ダイキン

①紹介文
名称:フィルター自動お掃除「フィルターの汚れをブラッシングしてスッキリ」
特に定期的な掃除を推奨する文章は(製品紹介ページ上では)見当たらず。注釈もありませんでした。
②掃除不要の文言
なし。ハッキリと断言しないところは他のメーカーも同じようです。
③よくある質問欄に「掃除は必要?」の問い合わせがあるか
なんとありませんでした…!が、「フィルター掃除の仕方」という問い合わせの回答欄に…。

「フィルター自動お掃除機能だけでは汚れが取り切れない場合があります。」
あった~~~!!ありました。やっぱり綺麗に掃除するの無理なんじゃん!!こんなややこしいことしないで、他のところにも目立つように書いておけばいいのに…。
④特になし。
【ホームページの見やすさ】
【わかりやすさ】
- 必要な情報が欠けている。
- 取り切れない汚れがあることは、製品紹介ページにも載せておいて欲しい。
- 、「自動お掃除機能」の名称では、やっぱり勘違いしてしまいそう。
富士通

①紹介文
名称:フィルター自動お掃除。特に紹介文もなく、注釈もありません。ただ、「着脱がしやすいため、掃除もしやすい」との文言が。自動お掃除機能があっても掃除は必要ってことだよな…。
②掃除不要の文言
ありませんでした。
③よくある質問欄に「掃除は必要?」の問い合わせがあるか
ありません。その代わりにこちらのお問い合わせをチェックしました。

いや情報少なすぎでしょ…!他のメーカーだと「定期的なクリーニングが必要です」「ホコリやゴミは全て取りきれるわけではありません」のような注釈があるはずなのに…。
これだと「掃除しなくていいんだ~」って思っちゃいます><
④その他
冷房機能、除湿機能を使ったときに発生する水分で、自動的に熱交換器の汚れを落とす「ハイドロフィリック熱交換器」なるものもあるようですが、そちらには「ホコリや油の多いところでの使用は、熱交換器自身の洗浄が必要になる場合があります」と注意事項がありました。
あれ…それってフィルター自動お掃除機能も一緒なんじゃないの~><
【ホームページの見やすさ】
【わかりやすさ】
- 全体的に注釈が少ない。
- 「掃除は必要か?」という問いに対してのハッキリとした答えがない。
日立

①紹介文
名称:ステンレスフィルター自動お掃除「汚れにくいステンレスで内部の風の通り道を清潔に。」
キました…製品紹介ページのお掃除機能部分にしっかりコチラの記載が!
「汚れやカビを全て防げるものではありません」との記載がありました。お掃除機能があっても、やっぱりクリーニングは完璧ではないのです。
また、ダストボックスについても「半年に1回を目安に定期的に確認して、ホコリが溜まっているときは掃除をしてください」とハッキリ書いています。
「ステンレスフィルターを自動でお掃除しても、使用状態や環境により、フィルターの汚れが取れないことがあります」という注釈もしっかりありました。
②掃除不要の文言
ありませんでした。
③よくある質問欄に「掃除は必要?」の問い合わせがあるか
ありました!
「状況によってはホコリや汚れが蓄積することがあります。その場合はエアコンクリーニング(内部洗浄)が必要となります」の記載が!
ちなみに、フィルター自動お掃除機能についてはこのような回答が!

「2週間に一回程度を目安にお手入れしてください」と記載がありますが、自動お掃除機能がある場合は「日常的なお手入れは不要」とのこと。
ただ、「ホコリや油汚れやヤニ汚れが気になるときにクリーニングしてください」と記載がありました。本当にクリーニング不要なら、こんな回答にはならないはずですよね…。
自動お掃除機能のクリーニングは完璧ではないということが、ここで証明されてしまいました。
④その他
特になし。
【ホームページの見やすさ】
【わかりやすさ】
- 見やすく、注釈もしっかり書いていてわかりやすい
- 「自動お掃除機能がついていても、クリーニングの必要性がある」ということについて、ほかメーカーよりもハッキリと記載があった。
業者に直撃してみた!

メーカー側の考えが(なんとなく)見えてきたところで、もう一つ気になったのがクリーニングの業者の声。
自宅のエアコンクリーニングを担当してくださった作業員の方に、直撃してみました!
※ちなみに我が家のエアコンはお掃除機能がないタイプです。
Q1、やっぱりお掃除機能はいらない?
ハッハッハと笑いながらそう話す作業員さんに、目が点になる私。業者的には単価が高くできる、自動お掃除機能付きのほうがいいのでは…!
Q2、お掃除機能機能のデメリットって?
これは初耳でした…!作業員さんいわく、お掃除機能ありのエアコンは(ないものに比べて)部品の数もかなり多く、手間も倍以上かかるそうです。
しっかりと養生はするものの、基盤がむき出しになってしまうため、とにかく水濡れしないようにヒヤヒヤしながら作業しなければならないんだとか。
Q3,お掃除機能の掃除力ってどのくらいなの?
Q4,お掃除機能はセルフクリーニングOK?
Q5,クリーニングの頻度は?
Q6、結局のところ、お掃除機能があるエアコンは損してるってこと?
エアコンクリーニングのプロの意見を聞いても「自動お掃除機能は必要ない!」との見解
- 結局クリーニングは必要
- 分解と取り外しがめちゃめちゃ大変。素人では絶対に無理!
- メンテナンスを考えると、お掃除機能がないものの方がコスパ良し
確かに、こうやって看てみると「自動お掃除機能」は案外損しちゃってるのかも。
お掃除機能付きエアコンを安く対応してくれるクリーニング業者
「お掃除機能付き」は必要なし!!と理解しても、今すぐに新しいエアコンを買い換えよう!とすぐに行動できるわけではないですよね><
むしろ壊れてもないしもったいない!そんな方は、少しでも安く対応してくれる業者でエアコンクリーニングを依頼しましょう!
1回クリーニングをすれば1年はキレイな状態が保てます!安さ重視の個人業者でも構造が複雑だとそれだけ追加料金が発生する場合も…。
カジナビではこの他にもお掃除機能付きエアコンクリーニングのおすすめ業者を紹介しています!キャンペーン中の業者もあるので要チェック!

エアコンクリーニングを依頼する際は、エアコンの型番とお掃除機能付きである事は必ず伝えてください!業者によっては対応していない、追加料金がかかる場合もあります。
自動お掃除機能なしのオススメエアコンメーカー3選

「お掃除機能がないエアコンってどこのメーカーが出してるの?」
「どんな違いがあるかわからない!」
という方のために、ネット上の口コミと作業員の方からの情報を元にオススメメーカーを3つ厳選しました!
これから買い替えを検討している方も要チェックです\(^o^)/
ダイキン

シリーズ名 | Eシリーズ |
価格 | 63,900円~ |
特徴 | シンプル&コンパクト |
畳数のめやす | 6~18畳 |
ネット上でも「シンプルで無駄な機能がない」「ニオイが気にならない」と評判だったのがダイキン。
6畳サイズのものだと6万円台から購入可能なのもGOODポイント!また、24時間365日サポートがついているので、困ったときにはすぐに頼れるのも嬉しいです(*^^*)
アフターサービスの充実さについては、業者さんも太鼓判を押していました!また、「外枠も外しやすくてクリーニングしやすい!」とのこと。頻繁に使うシーズンでも安心できますね!
三菱

シリーズ名 | GEシリーズ |
価格 | 38,700円~ |
特徴 | 低価格でコスパよし |
畳数のめやす | 6~18畳 |
続いて人気だったのが三菱のGEシリーズ。三菱の中では最下位モデルで、ダイキンのEシリーズと同じくシンプルな作りなのが特徴。
「リモコンホルダーが別売り」「風向きは上下しか選択できない」というマイナスポイントもありましたが、エアコンの基本的な機能はついていますし、三菱は大手企業なので「安心して購入できるメーカーがいい!」という方にも◎
こちらも、作業員さんいわく「部品が外しやすく、メンテナンスも楽」とのこと。使用中の音も煩すぎないので、集合住宅の方にもおすすめです!
アイリスオーヤマ

シリーズ名 | AシリーズorRシリーズ |
価格 | 35,800円~ |
特徴 | 販売製品を2つに絞り低価格を実現 |
畳数のめやす | 6~10畳 |
元々小型家電をメインに数々のヒット商品を生み出していたアイリスオーヤマ。ここ1年で大型白色家電(冷蔵庫、エアコンなど)業界に参入した新規メーカーなので、なかなか口コミや情報が少なく、不安に思う方も多いかもしれません><
ですが、実際に使ってみた方のブログを見てみると「コスパがいい」「結構使える」と好印象◎夏の猛暑日でも、部屋の隅まで冷風が届き、風量も申し分ないという感想も!
販売しているモデルはwi-fi搭載済みのAシリーズか非搭載のRシリーズの2種類のみ。ラインナップを絞ることで実現した低価格も高ポイント!
これから注目のメーカーです!
結論:お掃除機能は「必要なし!」

これまで信じていた自動お掃除機能の効果ですが、今回の調査で「やっぱり無意味」ということが判明(T_T)
掃除が不要なわけではなかったんです。
メーカーホームページでも「定期的な掃除」を促す文言アリ!
名前に騙されて、てっきり「もう掃除しなくていいんだ!」なんて思ってしまいました><
が…!
結局の所、この機能だけでは、内部を隅々まで綺麗にすることは(今の段階では)出来ません。そのため、クリーニングが必須となるのですが、その方法がなかなか厄介で…。
- セルフクリーニングができない。
- 業者クリーニングの料金が高くなる。
- 業者でもクリーニング依頼を断られることがある。
クリーニング料金だけではありません。
本体価格についても、お掃除機能つきのモデルの方が当然高くなります。その差2倍以上!最上位モデルの中には、20万円以上の超高額エアコンも><
- 最下位モデルを購入
- オンシーズンは2週間に1回のセルフフィルタークリーニング
- 年1~2回の業者クリーニング
エアコンをオトクに使いたいなら、本当はこれだけで十分なんです。買い替えや新規での購入を検討している方、メーカーや量販店の思惑に騙されないでください!
高いもの=いいものだと思い込み、手間省けると信じて購入した「自動お掃除機能つきエアコン」。
実際には、完璧な掃除はできず、後のメンテナンスに手間も金額もかかります。
それなら「自動お掃除機能」なんて不要です!皆さんも、そう思いませんか?
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