シャネルにおすすめのブランドバッグクリーニング業者7選|染め直しやカビ取り対応まで!
ブランドバッグの中でも人気が高い「シャネル」
レザーをキルティングしたようなデザインのマトラッセに惚れ込んで手にしたはいいものの、使っていくうちにバッグに傷がついてしまってどうにかしたいという方も多いのでは?
しかし高級ブランドの中でも特に取り扱いが難しいのがシャネル。なんとかしてもらおうとクリーニング業者に駆け込んでみても、断られることもしばしば…。
しかし、扱いが難しいシャネルのバッグも任せられる実力のある業者もあるんです!
そこで今回は、断られた方も必見!シャネルのバッグを扱うおすすめのブランドバッグクリーニング業者を紹介します。
シャネルのバッグクリーニングの料金相場は?
あなたが持っているシャネルのバッグを、高級ブランドバッグクリーニング業者に頼んだらいくらいかかるのでしょうか?ここでは「素材別」「修理パーツ別」「オプション別」で分類して比較します。
1、料金相場<素材別>
シャネルのバッグクリーニングは料金一律か、素材で料金プランを分けている業者が多いです。
エナメル素材は取り扱っていないところもあり、その場合は注釈で「エナメル不可」と書かれていたり、料金プランがそもそも用意されていないので忘れずにチェックを!
素材 | 料金相場 |
レザー | 約22,000円 |
エナメル | 約22,000円 |
布 | 約16,500円 |
2、料金相場<修理パーツ別>
バッグ全体のクリーニングではなく、部分的な補修やパーツの修理を依頼するなら、修理パーツ別の料金相場を参考にしてみましょう。
修理パーツごとに値段が設定されていて、10,000円前後が一般的です。
修理パーツ | 料金相場 |
底面四つ角修正 | 約6,600円 |
ファスナー | 約11,000円 |
カシメ | 約5,500円 |
チェーンの調整 | 約6,600円 |
持ち手交換 | 約13,200円 |
3、料金相場<オプション別>
エナメル加工やメッキ加工は単品では依頼できません。バッグクリーニングと一緒に依頼できる「オプション」扱いになるので注意を!
メッキ加工はカシメやシャネルのロゴマーク、バッグチェーンなど大きさによって値段が大きく変動します。
オプション | 料金相場 |
エナメル加工 | 約5,500円 |
メッキ加工 | 5,500円~22,000円 |
シャネルのバッグクリーニング業者を選ぶポイント
シャネルのバッグクリーニング業者を探している人必見!
あなたの大切なバッグを新品同様によみがえらせてくれる高級バッグクリーニング業者の選び方のポイントは、3つあります。
業者選びのポイント
- シャネルのバッグクリーニング実績がある
- ラムスキンやエナメルを依頼するなら、特殊な素材も扱っているかどうか
- パーツ修理を依頼するなら、メッキ加工などの特殊加工に対応している
特に②の特殊な素材を扱う業者は少ないので、重要なポイントです。
部分修理なら不要ですが、シャネルのデリケートなバッグをフルでクリーニングするにはマストですよ♩
シャネルにおすすめのバッグクリーニング業者7選
ここからは、シャネルのバッグにおすすめのバッグクリーニング業者を紹介します!
上記の選ぶポイントを満たした業者ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
1、リナビス
創業60年の老舗クリーニング店ならではの高いクオリティが自慢の「リナビス」。どんな
ブランドバッグでも、クリーニング料金一律26,400円という料金プランの明確さも人気の秘密です。この料金の中には、傷や小さなほつれの修復や色補正までがセットに!
チェーンバッグのほつれも修復の対象。ダメージを受けたシャネルのチェーンバッグを徹底的にメンテナンスしてほしい人には、一律価格でトータルメンテナンスしてくれる「リナビス」が安心です。
特殊素材の取り扱い | ラムレザー |
メッキ加工の対応 | ○ |
参考プラン(価格) | クリーニングコース(26,400円) |
2、協和クリーニング
バッグや革製品を専門とした宅配クリーニング業者「協和クリーニング」。レザーはもちろん、エナメルなどの加工をした特殊素材も扱っています。クリーニング事例は累計30,000点以上!1点1点職人が手作業で行う丁寧さがこだわり。
エナメル以外にもクロコダイルやオーストリッチなどの特殊素材にも対応。難しい素材のシャネルバッグでも、素材に合った方法でお手入れしてくれます。
特殊素材の取り扱い | エナメル、オーストリッチ、クロコダイル、ラムレザー |
メッキ加工対応 | ○ |
参考プラン(価格) | レザークリーニング(16,800円) |
3、はなこや
ブランド品のみを扱う高級宅配クリーニング「はなこや」。トリートメントを配合した専用のソープを使った特別な洗い方で、レザーの風合いを損なわず汚れを落とすのが得意です。
エナメル以外のレザーや布、ナイロンなどのカジュアルラインのシャネルバッグをトータルメンテナンスしてくれます。シャネルの実績が多く、HPで丁寧に写真付きで解説しているので、安心して依頼できます。
特殊素材の取り扱い | ラムレザー |
メッキ加工の対応 | ○ |
参考プラン(価格) | ラムスキンフルケア(16,800円) |
4、革修復どっとコム
「革修復どっとコム」という名の通り、革を専門に修復しているクリーニング業者です。修復に使う革のバリエーションの多さが自慢です。デリケートなレザーもお手のもの。
シャネル専用のメニューもあるので、修理料金も分かりやすいのも嬉しいポイント!レザーを熟知した職人が、色むらが出やすいラムスキンも精巧に染め直し、手縫いで丁寧に修理してくれます。
特殊素材の取り扱い | エナメル、オーストリッチ、クロコダイル、ラムレザー |
メッキ加工の対応 | ○ |
参考プラン(価格) | フルケアコース(19,800円~) |
5、スレッドアンドニードル
鞄修理の専門店「スレッドアンドニードル」。高級ブランドバッグを多く取り扱う中で、シャネルの実績が多く、レザー素材のシャネルバッグの修理を信頼して頼める業者です。
特にパーツ修理が得意。シャネルロゴの再メッキ加工やショルダーチェーンの取り換えを依頼するならここ!新品同様の姿になおしてくれます♪
特殊素材の取り扱い | × |
メッキ加工の対応 | ○ |
参考プラン(価格) | 全体染色(22,000円) |
6、クレアン
バッグの製造技術者がメンテナンスしてくれる「クレアン」。ブランドバッグの素材だけでなく、製造工程まで熟知しているので、高度なメンテナンス&ケアをしてくれます。1000種類以上もの染料や顔料を使ったリカラーの技術の高さも自慢♪
エナメルの再加工ができるバッグクリーニング専門店がほとんどない中で、「クレアン」は対応してくれます。ひどくシミになったシャネルのエナメルバッグでも、「クレアン」のクリーニング技術とエナメル加工の技術なら修理ができますよ。
特殊素材の取り扱い | エナメル、スエード、ラムレザー |
メッキ加工の対応 | ○ |
参考プラン(価格) | クリーニング+エナメル再加工(55,000円) |
7、デア
絨毯、ソファ、ぬいぐるみなどの衣類以外のがファブリッククリーニングも扱う「デア」。汚れを落としす技術と、カビ取りやリカラーなどのオプションの多彩さが自慢です。
高度な色変えの技術が持ち味で、エナメルの再加工だけでなく、エナメルのリカラーにも対応してくれるので、シャネルのエナメルバッグを思い切ってカラーチェンジがしたい人におすすめです。
特殊素材の取り扱い | エナメル、スエード、ラムレザー、ビニール |
メッキ加工の対応 | ○ |
参考プラン(価格) | クリーニング+エナメル再加工(44,000円) |
シャネルでクリーニング依頼されやすいバッグの特徴
シャンネルでクリーニング依頼されやすいのは、
- マトラッセ
- ラムスキン
- チェーン
- エナメル
のバッグです。
まずはそれぞれの特徴やクリーニングの方法をみていきましょう!
レザーをキルティングした「マトラッセ」
シャネルと聞いて誰もが思い浮かべるあのバッグ。レザーをキルティングした「マトラッセ」は、シャネルにしかない独自のデザインで、何年経っても人気があります。
ただ、デリケートなレザーをキルティングしたようなデザインは、他のブランドではあまり見かけませんよね?その理由は、その取り扱いと製法の難しさ、そしてトラブルの多さにあります。
マトラッセとは?
フランス語「matelasser」が由来のマトラッセという言葉は「ふくれ織」を意味します。シャネルのマトラッセはレザーで作るダイヤ形の格子柄が印象的ですね。
マトラッセシリーズにはさまざまな素材を使っていますが、レザーは大きく分けて3種類あります。「キャビアスキン」「カーフスキン」「ラムスキン」があります。それぞれの特徴をまとめてみました♪
キャビアスキン | カーフスキン | ラムスキン | |
動物 | 牛 | 生後6ヶ月以内の仔牛 | 生後1年以内の羊 |
強み | キズがつきにくく、目立ちにくい | 薄くて滑らかで、牛革の中で最上級ランク | 毛穴が小さく、肌に吸い付くようなしっとりとした表面 |
弱点 | かたさ | 傷 | 水分 |
風合い | ざらつきがある | キメ細かく柔らかい | つるりとマット |
特に、カーフスキンやラムスキンといった、生後まもない牛や羊の革を使ったレザーは、その柔らかさから傷がつきやすく、クリーニング店に相談されることも多いんです。
一方で、デリケートなので取り扱いが難しく、クリーニング業者の中には断るお店もあります…。
マトラッセのクリーニングの注意点
シャネルのバッグクリーニング、断られたという経験がある方もいるはず。
その理由は、シャネルのバッグに使われている希少なレザー。大変デリケートで、「湿気」や「シワ」に弱く、経年とともに型崩れも起きやすいのが弱点…。トラブルも決して少なくありません。
だからこそ、定期的にシャネルのバッグをクリーニングしてメンテナンスしてあげることが大切です♪
マトラッセのクリーニング方法
実際にマトラッセのクリーニングを依頼したらどんな工程でクリーニングをしてくれるのか一例をみてみましょう。
1、検品
「汚れは?」「素材は?」「傷みの程度は?」など、バッグの状態を手で触った感触と目で、綿密にチェックします。
2、クレンジング
シミや汚れなどの見た目の問題点と、見た目では分からない臭いなどの問題点を、クレンジングすることで丁寧に取り除きます。
3、染色補正
汚れがとりきれなかったところや、色が抜けた部分は色をのせて補正します。風合いを損なわないようにするのが修復士の腕の見せ所!刷毛で丁寧に塗ります。
4、保湿
人の肌と同じ様に、レザーも保湿が大切。クリーム保湿により、油分や栄養分の補給をすることで、革全体に本来の光沢が戻ります。
この仕上げまでが「マトラッセのクリーニング」の流れです。
定番ラインに使われていることの多い「ラムスキン」
「マトラッセ」のほか、「カンボン」や「ボーイシャネル」など、シャネルの定番ラインに使われているラムスキン。
クリーニング業者に寄せられる依頼が多いこの素材には、一体どんなクリーニング方法があるのでしょうか?
1、リカラー
レザーの柔らかさが伝わりやすいクリームカラーなどが人気ですが、長年使用すると、スレ・黒ずみが目立ってしまいます。クリーニングだけでは色ハゲまでは直らないので、上から同色を重ねる「リカラー」をします。
協和クリーニングの場合…
クリーニング+染み抜き+色修正 22,800円~
2、角スレ修正
下に置くことが多いバッグは底の4つ角のスレの傷みがつきもの。擦れるとレザーは黒ずみ色が剥げてしまいます。「角スレ修正」はクリーニングで汚れを落とし、きれいになった上から、革専用の塗料にて染め直しをします。
3、カビ抜き
湿気に弱いラムスキンは保管状況によってはすぐにカビが発生してしまいます。
一度発生すると繁殖も早いので、早めのカビ抜きが重要です!また、バッグクリーニングを防カビ加工に対応している業者に依頼するときは、防カビ加工もお願いするのがおすすめです。
4、カラーチェンジ
カビによって、バッグ全体に斑点状のシミが定着してしまった場合、カビ抜きだけでは限界があります・・。また、バッグ背面や持ち手金属チェーン内のレザーにもスレ・汚れが。プロなら、思い切って淡色から濃色にカラーチェンジすることもできます。
ショルダーバッグに使われている「チェーン」
シャネルのバッグパーツの相談で一番多いのが、実は、チェーンのくすみや破損なんです!
チェーンに多いトラブル
遠目で見てもキラキラ輝くメッキ加工されたバッグチェーン。シャネルのバッグチェーンには中にレザーベルトが編まれています。そのためこんなトラブルがあります。
バッグチェーンに多いトラブル
- メッキがくすんで輝きが少なくなったり、剥げて変色してしまう
- チェーンが破損してしまったり、レザーベルトがほつれてしまう
メッキのくすみや変色は主に保管状況によって起こります。特に濡れたまま放置するとさびたり変色してしまうことも。
チェーンの破損やほつれは、使用による摩擦や摩耗、ダメージが原因です。
チェーンのクリーニング方法
実際の修理事例を確認してみましょう!チェーン修理の場合は、まずバッグからチェーンを外してから修理を行います。
1、再メッキ加工
シャネルのロゴマークやチェーンに使われている金具には、金メッキを施しています。こののメッキの剥げやくもりは、再度金メッキの再加工により表面処理することで輝きを取り戻します。
エコリングリシャインの場合…
再メッキ加工 9,000円
2、ほつれ修理
使用による摩擦や摩耗で、編み込んでいるレザーがほつれたり切れてしまうことも。色と風合いが似ているレザーを編み込んで修理します。
エコリングリシャインの場合…
チェーンの糸ほつれ修理 6,000円~
リッチな光沢の「エナメル」
シャネルにかかわらず、高級ブランドバッグによく使われている「エナメル加工」ですが、バッグクリーニング界の中では「エナメルほどトラブルの多い素材はない」と言われるほどのトラブルメーカーなんです。
エナメル加工について
エナメル加工は、高級ブランドバッグではレザーの上に加工を施し艶を付与した「エナメルレザー」に使われています。
シャネルのエナメルバッグでは「マトラッセ」や「ブリリアント」が人気ですね♪
エナメルのクリーニングの注意点
エナメル加工というのはバッグ表面に樹脂でコーティングするというもの。樹脂コーティングは湿気や酸化などにより傷みやすく、べたつきや剥げなどを起こします。
また、紫外線や化学防虫剤の影響で黄ばみやすいという性質も。特に色の薄いものは黄変が目立ちやすく、クリーニング業者へ依頼する人も多いんです。ですが、エナメル加工のバッグはお断りというクリーニング業者も。その理由は2つ!
エナメル素材のクリーニングが断られる理由
- 一度エナメルを取り除き、クリーニング後にエナメル加工する工程の多さ
- 小さなゴミ・気泡が入らないようにエナメル加工する難しさ
レザーの専門性だけでなく、加工の技術も必要なので、エナメル素材はそもそも取り扱っていないというブランドバッグクリーニング業者は少なくありません。先に問い合わせたり、HPの注釈をチェックするのがおすすめです!
エナメルのクリーニング方法は?
エナメルの日焼け、黄変、洋服や他のレザーからの色移り、表面のベタツキなどのさまざまなエナメルのトラブルを、高級ブランドバッグクリーニング店は「エナメル再加工」することで修繕してくれます♪
他のレザーバッグの染料やインク色移りするケース。色移りは簡単にするのに、浸透しまっているので除去が難しいので、プロにお願いしましょう!
協和クリーニングの場合…
クリーニング+染み抜き+色修正 38,800円
まとめ
ぼろぼろにコーティングがとれたエナメルバッグも、汚れが染みついたラムレザーバッグも。ここで紹介した信頼のおける宅配クリーニング業者に依頼すれば、まるで新品のようによみがえらせてくれます!
クリーニング業者選びのポイント
- シャネルのバッグクリーニング実績がある
- ラムスキンやエナメルを依頼するなら、特殊な素材も扱っているかどうか
- パーツ修理を依頼するなら、メッキ加工などの特殊加工に対応している
このポイントを抑えればきっとピッタリの業者が見つかるはずです。
できれば定期的にメンテナンスをしてもらえるような、信頼のおけるブランドバッグクリーニング業者を見つけましょう。
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