バレンタインは母親も嬉しい!?息子が異性からバレンタインをもらったら「嫉妬」「悲しい」など複雑な心情も
バレンタインデーは女性が男性に愛の告白としてチョコを贈る日として定着していますが、母親から愛情として息子にチョコを送ることもありますよね。
今回、全国の息子を持つ母親200人にバレンタインに関するアンケート調査を実施。チョコをあげていた期間や息子への期待、クスっとしてしまうようなエピソードを募集しました。
調査結果まとめ
・息子にバレンタインチョコ(チョコ以外も含む)をあげたことがある母親は約9割
・息子にバレンタインをあげていた時期は最長で「小学生~社会人」と長い期間あげている傾向に
・息子が異性からのバレンタインを「もらっていない」が71人
・息子がバレンタインで異性からチョコをもらうことを期待していない母親は4割以上
・息子がバレンタインの日にいつもと違う様子があったのは2割弱
それでは、詳しく紹介していきます。
目次
息子にバレンタインチョコをあげたことがある母親は約9割!
・はい:89.0%(178人)
・いいえ:11.0%(22人)
バレンタインデーに息子にチョコもしくはプレゼントをあげたことがある母親は89.0%の結果になりました。
バレンタインデーには「本命チョコ」と「義理チョコ」が存在しますが、たとえ義理チョコでも1つも貰えなかったら可哀そうと言う気持ちや、少しでも喜んでほしいという気持ちが背景にあると考えられます。
また、父親だけに渡すのではなく息子にも、という自然な流れにもなっているのかもしれません。
実際のコメントをご紹介します。
実際のコメント
■あげたことがある母親のコメント
「イベントだから」「習慣だから」といったコメントが多く見られましたが、根本には「喜んでもらいたい」という気持ちが強くあると考察できます。
また、もらえないと可哀そうという親心もあり、多くの母親が息子にチョコやスイーツをプレゼントしているようです。
■あげたことがない母親のコメント
あげたことがない母親では、「息子がまだ小さいから」といったコメントが多くを占めていました。
また、「あげる理由がない」といったコメントもちらほら見られ、企業のバレンタイン戦略に乗せられないクールな人も一定数いることが改めてわかる結果となったのではないでしょうか。
バレンタインをあげていたのは小学生までが最多!?
~小学生未満:85人
小学1年生~小学6年生:32人
小学1年生~中学3年生:29人
小学1年生~高校3年生:12人
小学1年生~専門・大学生:5人
小学1年生~社会人:8人
中学1年生~中学3年生:1人
中学1年生~高校3年生:2人
高校1年生~高校3年生:1人
高校1年生~専門・大学生:1人
専門・大学生~専門・大学生:1人
専門・大学生~社会人:1人
あげていない:22人
息子にいつからいつまでバレンタインをあげていたのかの最も多い回答は小学生までですが、これは、現在の息子の状況が影響していると考えられます。
小学生以下:59人
小学生:66人
中学生:33人
高校生:17人
専門・大学生:10人
社会人:15人
とは言え、みなさん結構長い期間あげているようで、これは毎年恒例のイベントとなっており、息子も楽しみにしていると考察できます。
また、一緒に暮らしていれば母親が父親にあげることが続き、その様子を見る息子にも用意するのは自然のことと言えるでしょう。
もしかしたらあげなくなるタイミングは結婚したり彼女と同棲などをするために家を出たときなのかもしれませんね。
異性からのバレンタインを「もらっていない」が71人と意外と多い!母親の心境は「少し寂しい気持ちになったが、令和の流れなのかと思った」
~小学生未満:46人
小学1年生~小学6年生:22人
小学1年生~中学3年生:18人
小学1年生~高校3年生:5人
小学1年生~専門・大学生:3人
小学1年生~社会人:5人
中学1年生~中学3年生:3人
中学1年生~高校3年生:1人
高校1年生~高校3年生:1人
高校1年生~専門・大学生:1人
専門・大学生~社会人:1人
社会人~:1人
もらっていない:71人
分からない:22人
異性からいつからいつまでバレンタインをもらっていたのかも現在の息子の状況を考えれば当然小学生が多くなりましたが、「もらっていない」が71人と意外と多い結果になりました。
近年は若者の恋愛離れや婚姻率の低下が度々問題になっており、「草食系男子」「絶食男子」などの言葉もできましたが、女性にも変化があるのかもしれません。
実際、リクルートブライダル総研が2023年に行った調査では、交際経験のない人の割合は34.1%でこれは、調査実施以来の最高値となっているそうです。
調査では「恋愛するなら結婚のため」という価値観が広がっており、「恋愛は時間とお金の無駄である」と言う項目は増加傾向にある(※)ことから、バレンタインの対する考え方も変わってきていると考えられます。
では、母親の心情としてはどうなのでしょうか。実際のコメントをご覧いただきましょう。
実際のコメント
■異性からもらったことがある
※【】内はもらっていた時期
息子がバレンタインをもらったことがある母親は、「嬉しい」というコメントが多く見られました。
とは言え、中学生以降では「悲しくもあり」「複雑」「寂しい」といった声も見られました。実際、
といったコメントもあり、ある程度の年齢になると息子が認めてもらえたという嬉しい反面複、雑な気持ちになるのかもしれません。
■異性からもらったことがない
「『誰もくれないのかな』と少しかわいそうに感じた」(50代 / 息子:中学生)
「もらったことが無いので可哀想だなぁ~人気ないなと感じている」(40代 / 息子:中学生)
「もらったことがない」と回答した母親では、もらってくるのを楽しみにしていたり、モテないことを残念に思っているようでした。
中には、
とコメントする母親もおり、異性から「モテてほしい」というのが親心なのかもしれません。
一昔前であれば、日本でバレンタインをもらうのは、ある種人気のバロメーター的な感覚が一般的でしたが、親世代と子世代でもすでに感覚の違いが出てきており、「もらったことがない」人がここまで多いと、バレンタインにチョコを渡すということに変化があるのではないかと推測されます。
■わからない
バレンタインをもらったことを母親に嬉しそうに報告する息子が多いようですが、中にはもらったかもらってないかがわからない場合もあるようです。
大人になればなるほどそういうことをあまり話さなくなる傾向にありますが、母親としては少し残念な気持ちになるのかもしれません。
バレンタインで異性からチョコを貰うのを期待している母親は約3割「もらえるだけでもありがたい」
・いいえ;41.5%(83人)
・はい:30.0%(60人)
・わからない;28.5%(57人)
息子がバレンタインで異性からチョコをもらうことを期待している母親は30.0%という結果になりました。
「いいえ」と回答した母親は4割以上おり、近年は学校にチョコを持ち込むことができなくなっていることもあり、特に期待はしていないと見受けられました。
また、今回のアンケートでは息子がまだ小さい母親が多いということも関係していると考えられます。
実際のコメント
■期待している
期待している母親では「モテてほしい」といったコメントが多く見られ、手塩をかけて育てた自分の息子に魅力があるということを誰かに認めてもらえることが嬉しいのかもしれません。
また、
といったコメントもあり、母親にとって息子がバレンタインにチョコをもらうことは特別なことであると考察できます。
■期待していない
期待していない母親では、「息子がまだ小さい」「学校で禁止されている」といったコメントが多く見られ、最初からもらえないものと思っているようでした。
また、「お返しが面倒」といったコメントもちらほら見られ、近年は食物アレルギーがある子供も多く、あげるものにも必要以上に気を遣う必要があることも背景にあるのではないでしょうか。
■わからない
わからないと回答した母親では、「息子が小さくまだわからない」といったコメントが多く見られ、異性からチョコをもらうということに実感が湧かないようでした。
シャイな男性が多い!?バレンタインの日にいつもと違う様子があった息子は約2割
・いいえ:80.5%(161人)
・はい:19.5%(39人)
息子がバレンタインの日にいつもと違う様子があったのは19.5%と2割弱にとどまり、多くの息子は母親の前でいつもと変わらずに過ごしていたようです。
もらえるかもらえないかわからないということや、照れくささなどの恥ずかしさもあるのかもしれません。
また、小学生以下や低学年ではバレンタインが何かわかっていないということもあり、今回のアンケートではその年代の母親が多いためこうした結果になったと考えられます。
実際のコメント
■いつもと違う様子があった
わかりやすいくらいに「ソワソワしている」というコメントが多く見られ、期待度はMAXのようです。
また、
といったように、服装やヘアスタイルにもぬかりはないようです。
■いつもと違う様子はなかった
「まだ小さくわかっていない」というコメントが多く見られましたが、バレンタインを理解した年代でもいつもと変わらず振舞っていたようです。
とは言え、内心期待している息子も一定数いると考えられ、実際はどんな気持ちでバレンタインデーを過ごしたのか本人に聞いてみたいところですね。
ほっこりやクスっとなるバレンタインのエピソードをご紹介
すべてを紹介できないのが残念なくらい個性豊かなエピソードが寄せられていました。時代の流れで昔ほどの盛り上がりがないことや女の子の意識の変化はありますが、なんだかんだ言っても、男の子にとってバレンタインは一大イベントであることには変わりはないのかもしれません。
まとめ
今回のアンケート結果は以下の通りでした。
・息子にバレンタインチョコ(チョコ以外も含む)をあげたことがある母親は約9割
・息子にバレンタインをあげていた時期は最長で「小学生~社会人」と長い期間あげている傾向に
・息子が異性からのバレンタインを「もらっていない」が71人
・息子がバレンタインで異性からチョコをもらうことを期待していない母親は4割以上
・息子がバレンタインの日にいつもと違う様子があったのは2割弱
今回のアンケートでは、約9割の母親がバレンタインチョコ(チョコ以外も含む)をあげたことがあり、最長で小学生~社会人までの期間上げているという結果になりました。
また、息子がバレンタインで異性からチョコを貰うことを期待していない母親は4割以上でしたが、学校で禁止されているといったコメントも多く、昔に比べるとチョコを貰いにくい時代になっているのかもしれません。
さらに、ほっこりやクスっとなるバレンタインのエピソードもご紹介しました。中には、自分の息子にも同じようなエピソードがあるといった共感できるものもあったのではないでしょうか。
面白かったらバレンタインのエピソードと一緒にシェアしてください!
今回のアンケート調査概要
今回アンケートを実施した内容は以下の通りです。
・調査内容:「バレンタイン」に関するアンケート調査
・調査対象:息子を持つ20代~60代以上の母親200人
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2024年1月30日~2月5日
【母親の年代】
20代:10人
30代:84人
40代:78人
50代:25人
60代以上:3人
1.年齢
2.現在の息子の状況
3.息子にバレンタインチョコ(チョコ以外も含む)をあげたことがある?
4.問3で「はい」と回答した理由、「いいえ」と回答した理由を教えてください
5. ※問3で「はい」と回答した方のみ。息子にいつからいつまでバレンタインをあげていましたか?
6. 息子は異性からいつからいつまでバレンタインを貰っていましたか?
7. 問6の時、母親としてどのような思いになりましたか?
8. 息子がバレンタインで異性からチョコを貰うのを期待していましたか?
9. 上記質問の回答に対する理由を教えてください。
10. 息子がバレンタインの日にいつもと違う様子はありましたか?
11. 上記質問の回答に対する理由を教えてください。
12. バレンタインの息子エピソード
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